MT4(MetaTrader 4)でEAを動かすためのVPS設定を、初心者にもわかるよう手順ごとに解説します。VPSの契約からMT4のインストール、EA稼働開始までを一気通貫でカバーします。

事前に準備するもの

  • VPSの契約(おすすめVPS比較を参考に選択)
  • FX業者から提供されるMT4インストーラー
  • EA(自動売買プログラム)ファイル(.ex4形式)
  • FX業者の口座情報(ログインID・パスワード・サーバー名)

ステップ1:VPSにリモートデスクトップで接続

VPS契約後に届くメールに記載されたIPアドレス・ユーザー名・パスワードを使って接続します。

Windowsからの接続手順

  1. スタートメニューで「リモートデスクトップ接続」を検索して起動
  2. 「コンピューター」欄にVPSのIPアドレスを入力
  3. 「接続」をクリックし、ユーザー名とパスワードを入力
  4. セキュリティ証明書の警告が出たら「はい」をクリック

スマートフォンからの接続

iPhoneは「Microsoft Remote Desktop」、Androidは「Remote Desktop」アプリを使って接続できます。外出先からEAの状態を確認するのに便利です。

ステップ2:MT4をインストール

  1. VPS上でブラウザを開き、利用中のFX業者の公式サイトからMT4をダウンロード
  2. ダウンロードしたインストーラーを実行
  3. インストール先はデフォルトのままでOK
  4. インストール完了後、MT4が自動起動します

ステップ3:MT4にログイン

  1. MT4起動後、「ファイル」→「取引口座にログイン」を選択
  2. FX業者から提供されたログインID・パスワード・サーバー名を入力
  3. 「ログイン」をクリック
  4. 画面右下のステータスバーに通信速度が表示されれば接続成功

ステップ4:EAをセットアップ

  1. EAファイル(.ex4)をVPSのデスクトップにコピー
  2. MT4の「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリック
  3. 「MQL4」→「Experts」フォルダにEAファイルを移動
  4. MT4を再起動(または「ナビゲーター」パネルで右クリック→「更新」)
  5. 「ナビゲーター」パネルのEA一覧に表示されたEAを、チャートにドラッグ&ドロップ
  6. EA設定画面で「自動売買を許可する」にチェックを入れて「OK」

ステップ5:自動売買を開始

MT4のツールバーにある「自動売買」ボタンをクリックして、緑色になれば自動売買が開始されます。チャート右上のEA名の横にニコニコマークが表示されていれば、正常に稼働しています。

安定稼働のための推奨設定

  • Windows Updateの自動更新をOFFにする:意図しない再起動を防ぐため
  • スリープ・休止モードを無効にする:VPSがスリープしてEAが止まるのを防ぐ
  • MT4の自動起動設定:VPS再起動時にMT4が自動で立ち上がるよう、スタートアップフォルダにショートカットを配置
  • 不要なソフトウェアの停止:VPSのリソースをEA稼働に集中させる

さらに高度な設定テクニックについては「EA最適化VPS設定テクニック」で解説しています。

まとめ

MT4のVPS設定は、慣れれば30分程度で完了します。初めての方でも本記事の手順に沿って進めれば、迷わずセットアップできるはずです。

MT5をお使いの方は「MT5トレード環境VPS構築法」を、VPSの選び方については「FXおすすめVPS比較5選」をご覧ください。

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